日本最大級 学術系ディスカッションイベント
国際学生シンポジウムは、学術的な資料をもとに社会問題について議論をするディスカッションイベントです。
規模は日本最大級を誇り、今年で38年目を迎えます。
昨今、就職活動でもグループディスカッションが多く取り入れられ、議論の中での発言や進行の仕方のスキルが重視されるようになりました。しかし、議論やディスカッションと一口に言ってもそのあり方は様々でしょう。
国際学生シンポジウムでは、特に重視し、イベントの特徴としていることがあります。
(1)学術的論証
本シンポジウムでのディスカッションでは、学術的な文献やデータを根拠として意見を形成することを重視しています。情報拡散の速度が飛躍的に増した近年、間違った情報が一気に拡散し、それを根拠に議論が起こってしまうこともしばしばあるでしょう。本シンポジウムでは、予め慎重に吟味して用意した資料をベースとして議論を行うことで、より現実的な方向性の意見交換の場をデザインしています。
(2)参加する学生の多様性
本シンポジウムには、大学の学部生の方々を中心に、大学院生の方まで、幅広く参加してくださっています。また、開催場所は東京ですが、参加者の方は首都圏や関東地方に限らず、北海道から沖縄まで日本全国からいらっしゃるのも特徴です。
各学生の専攻も様々で、文学、経済、法学、社会学のほか、理系の学生の参加者もいらっしゃいます。議題に必要な専門知識が無いことを心配していた方もいらっしゃいましたが、資料はこちらで用意してあるためその心配は無用です。各学問の視点を生かした議論を行う事ができます。このように、本シンポジウムの議論は、様々な専門を持つ学生が知識や視点を共有することに価値を置いています。
(3)興味関心にあった議論の場-分科会-
シンポジウムでは社会問題を議論しますが、ひとくちに社会問題といっても分野が多岐に渡り、例えば教育、政治、経済など幅広く存在します。また、参加される皆様の関心も様々かと思います。そこで当団体では個々の興味に合わせた数々の分科会を用意しております。
基本的に議論は分科会ごとに行いますが、コンテンツ内には分科会をまたいでより複合的な視点で議論を行う「横断ディスカッション」を用意しております。また、全体での交流会も用意しておりますので、体験した議論を共有したり、様々な知見を持った学生に出会う事ができます。